ゆきかいの空

「夏と秋と 行きかふ空の かよひ路は かたへすずしき 風やふくらむ」と古今和歌集にも詠われている“行き交いの空(”行き合う空“とも・・)とは、夏の雲と秋の雲が混在している空、隣り合う二つの季節が行き交う空を言います。
そんな行き交いの空の下、昨日(8月24日)、久しぶりに近郊の農道を走って(サイクリング)来ました。
今年の当地は暑い夏、それも少し異常な暑い夏でした。真夏日(アメダス北斗)の初日7月17日~終日8月8日(多分)の間、合せて14日間の真夏日を記録しました(高極は8月5日の33.1℃)。当地の真夏日の平年値は3.9日(年間)なので、7月中旬~8月上旬のわずか23日間におよそ3年半分の真夏日に集中して襲われたことになります(因みに当地の真夏日は感覚的には本州の猛暑日に匹敵)。
そして台風から変った低気圧が通過(8月9~10日)後は一転して、まるで梅雨のようなぐずついた天気が続き、気温も上がらず、特にお盆の3日間は最高気温が20℃を下回るという異常ぶりでした(最高気温の低極は14日の17.2℃)。
サイクリング、炎天下は無謀だし、雨天も気が乗らずということで休止の期間が長かったのですが、昨日は久しぶりの好天、最高気温予想もまぁまぁといったことから、久しぶりのサイクリングとなった次第です。ルートは農道、国道、道道そして農道を繋ぐお馴染みのルートで、行き交いの空の下、歴史街道(赤松街道)、新幹線駅(新函館北斗駅)等を経由、そして稔りの季節、穂を垂れ黄金色に染まる稲田を両側に見ながら、所要時間2時間ジャスト、走行距離15.8キロ、半袖・半ズボンで写真を撮りながら、快適に走ることができたサイクリングでした。

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