カッコーが鳴くころ

季節は新緑から深緑へ、自宅近くの木立から聞こえてくる ♪カッコー カッコー♪。
一昨日(26日)午前中は大沼へ、行きも帰りも城岱スカイライン経由、スカイラインの頂上付近に広がる町営牧場、麓ではとっくに終ってしまっているタンポポが満開、地面に黄色いジュータンを敷き詰めたような感じでした。今季も放牧が始まっていました。そして峠の登り口付近の広葉樹の森からは、以前、このブログでも紹介したことがある、あのエゾハルゼミ、そのユニークな鳴き声が姦しく ♪ミョーキン ミョーキン ミョー、ケケケ・・・♪。
午後は七飯・北斗の水田地帯の農道、久根別川の堤防を走るサイクリング、カメラを携えていつものお気に入りコースの巡回です。そして夜、昼間の好天が持続、皆既月食を見ることができました。

〇タンポポの花:その花の向こう正面には函館山、そして振り返れば花の向こうに駒ケ岳、駐車場や電柱が写り込んでいるのは自動車が走るスカイラインの証しです。

〇城岱牧場の放牧牛:数はまだ少ないみたいですが青空の下、草を食む牛さんの写真をとることができました。遠くに見えるきじひき山の稜線には未だ雪が残っています。太平洋(噴火湾)側にある独立峰駒ケ岳(1140m)の雪は完全に消えたのに、標高が低いきじひき山(683m)に雪が残っているのは、いわゆる脊梁山脈の一角をなしているからでしょうか(日本海まで40kmほどの距離)。

〇田植えの終った水田の先に函館山:ほぼ平年並みという今年の田植の始まり、列を作って並ぶ早苗の先に見えるのは函館山、稲作は北海道では大雪・日高山系の南西部限定、かつて住んだことのある道東(根室・釧路地方)では全く見ることができなかった光景です。岡ちゃんの故郷、新潟が偲ばれる懐かしい風景です。

〇皆既月食:自宅の玄関先、南東方向が開けた道路脇に三脚を立てて、ニコンのフィールドスコープ(望遠鏡)で観察、写真の方は一眼レフカメラの望遠レンズが故障中で、コンパクトカメラによる、ごくごく普通の満月の夜の写真になってしまいました。

いつものように好天に誘われて、勝手に動き回って(でも3密は回避、この日、すれ違った人は数えるほど)慌ただしい一日でした。

 

 

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