先週の土曜日(7月18日)、およそ半月ぶりとなる大沼公園巡りでした。大沼公園のガイドマップの季節の植物「夏編」には、スイレンとコウホネがあり、いずれも花の見ごろは7月上旬~8月中旬とあります。ということで今回はその花を紹介したいと思います。
訪ねたところは大沼3湖の一つ小沼の散策路「夕日の道」です。コウホネは水面から小さな黄色の花を中空に突き出して付けるスイレン科の植物、でも湖の沖合に咲く花を、コンパクトカメラでその美しさを捉えるには無理がありました(苦労して撮ったアップの写真をどうぞ)。そしてスイレン、わが国の野生のスイレンは白い小さな花のヒツジグサ1種だけ、と図鑑では解説されていますが、何故か小沼で見ることができるスイレンの花は、赤、白、黄と色とりどりで(写真は白い花、黄色の花ははるか沖合で・・)、花もやや大き目というのが特徴です。
この日は土曜日、コロナ禍の自粛も少しは緩和されて、大沼公園にも観光客が少し戻ってきたみたいでした。遊覧船がスイレンの咲く湖面を周回し、湖岸一周道路ではサイクリングを楽しむ観光客を散見、東大沼キャンプ場はほぼ満員状態でした。でも毎年、7月の最終週末に開催されていた「大沼湖水まつり」、今年はコロナ禍の影響で中止、大沼公園に「日常」が戻るには、まだまだ時間がかかりそうです。