初夏の候(その3)

5月前半の暖かさはどこへやら、今週明け18日から平年と比べかなり気温の低いぐずついた天気が続いていて、特に20日は最低気温5.3℃、最高気温7.0℃、ストーブが終日フル稼働でした。それでも季節は確実に進行、郊外の田圃では田植えが始まりました。今日(23日)、カメラを携えて農道をサイクリング、途中、作業の手を休めていた農家の方に声をかけたら「まだ、田植えは始まったばかり、本格的には来週あたりからかな」とのことでした。見渡すかぎり新緑から深緑へ、ツバメが飛び交い、ヒバリが空高く舞いいあがり、カッコーの鳴き声がそこかしこから聞こえてきます。
ところで昨日(22日)は北斗のきじひき高原、パノラマ展望台(標高560m)までドライブ。標高が高い分、麓では見られなくなった春紅葉がちょうど見ごろ、遅咲きの八重桜が一面の緑の中で一際、艶やかに咲き誇っていました。稜線には未だ雪が残り、紅葉(春がつく紅葉ですが)と雪と桜を同時に見渡せる「正に絵になる」絶景を楽むことができました。そしてこの高原、今、山菜(タケノコ、コゴミ、フキ等)のオン・シーズン、展望台の駐車場には車が列をなしていたことを付け加えておきます(わが家の収穫はタケノコ少々)。

田植え始まる:七飯町郊外の水田地帯、写真中央奥、低い雲がかかっているあたりが前日、訪れたきじひき高原
残雪と春紅葉:きじひき高原展望台直下の道路より、標高が高い分、麓では終った春紅葉が見ごろ
桜と春紅葉:展望台先の道路より、新緑、春紅葉の中に遅咲きの八重桜が一本、思わずカメラを向けたくなった風景

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