初夏の候(その2)

岡ちゃんが住む七飯町本町地区から大沼に行くルートには、国道5号線、城岱スカイライン、旧道(元札幌本道)の3ルートあり、標高の差はありますが何れも峠越えのルートです。14日午後の部は、旧道~大沼~城岱スカイラインを巡るバードウォチング+花巡りです。旧道は明治5年に開削された我が国初の西洋馬車道で、現在の国道5号線・大沼トンネルが開通する昭和39年までは、函館から森を経由して道都・札幌につながる幹線道路でした。新緑から深緑へ変る季節、春紅葉が鮮やかな旧道を越えてじゅんさい沼へ、国道5号線に合流して少し進み、右に折れて小沼から大沼へ、周遊道路ではミズバショウに変ってオオバナノエンレイソウがちょうど見頃でした。帰路は城岱スカイライン経由、いつも見慣れている景色なのに、季節によって、時間によって、お天気によって全く別の景色に見えるのが不思議ですね。
ところで新型コロナウイルスで緊急事態宣言の特定警戒地域に指定されている北海道、不要不急の外出を行なわないよう強く要請されているのに・・・、と責められそうですが、マイカーでの移動、車を降りた時はマスクを忘れずに付けての散策を心がけました。なお、この日、行き交った人は午前中が2人、午後も2人でした。
そしてこの日のバードウォチング、コロナウイルスの影響でこんな好天にもかかわらず大沼に観光客の姿はほとんど見えず、閑古鳥を多く目にした鳥果でした。

駒ケ岳の噴火に備えた防災道路に位置づけられている旧道、未舗装の砂利道ながら車の往来には全く問題ありません。
大沼に注ぐ河川の一つ苅間川の河口付近の湿原、大沼でも数少ない群生地の一つです。
前にもこのブログで紹介したことのあるパノラマ、七飯、北斗、函館の市街地の先に函館山、津軽海峡、そしてこの日は青森の下北、津軽半島まで眺望できました。

 

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