春の妖精 目覚め

この季節になると、毎年このテーマ「春の妖精カタクリの花」が登場です。マンネリでは・・・との影の声に、歳時記とはそういうもの、と自身に言い聞かせているところです。大沼公園のミズバショウとともに「この花を見ずして、道南の春を語ることなかれ」(オカちゃん曰く)と自認している七飯町の隣り、北斗市の匠の森公園のカタクリの花です。この公園は北海道新幹線の新函館北斗駅から車で10分足らずの距離、展望台やキャンプ場のあるきじひき高原(標高560m)への登り口の傾斜地にある公園で、園内には研修センター、休憩舎(バーベキューハウス)があり、これらの施設に隣接してカタクリの散策路が延びています。一昨日(13日)今年初めて訪れたのですが、写真にもあるとおりようやく「咲き始め」という感じで、「見ごろ」はもう少し先のようでした(毎年の観察記録をみても4月20日以降が多い)。妖精たちが乱舞する日、ワクワクしながら待っているところです。

園内のカタクリ散策路:この広葉樹林の林床一面が、カタクリの花に覆われます
一足早く:日当たりの良い南向きの斜面では、一足早く開花していました
母娘でしょうか:カタクリは種子から発芽して、単葉そして複葉を経て、花をつけるまで8~9年を要すると図鑑で解説されてます
一足遅く:里ではほぼ終わってしまっているイチゲ(左)、フクジュソウ(右)を、園内の谷筋の斜面で見つけました

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