「暖冬の年の鳥事情」、昨日(3月4日)の北海道新聞朝刊のコラム「朝の食卓」に載った北大教授の小エッセーに付けられたタイトルです。記録的な暖冬による渡り鳥の異変について何点か言及されていました。それに影響されてと言う訳でもないのですが昨日は終日、当町郊外の久根別川堤防とその周辺でバードウォッチングを楽しみました。朝、堤防を散策している時、行き交ったウォッチャーから教えてもらったのが、堤防からそう遠くない春耕前の田圃に集うオオハクチョウ、マガンの群れです。早速、教えてもらった道順を♪コー♪コー♪というハクチョウの鳴き声に導かれながら辿って行くと、目に飛び込んできたのがオオハクチョウとマガンの群れです。ハクチョウは数百羽といったところですが、ガンの方は数えきれないほど、ざくっと千羽単位の大群です。ハクチョウは休息モードのようでしたが、ガンは数十羽、時には数百羽の群れになって代わるがわる上空を旋回、外から新たにこの群れに合流するガンの群れも見ることができました。いつもの年だと冬鳥の渡りの季節には未だ早すぎるのですが、これも記録的な暖冬の影響なのでしょうか。このポイント、自宅から2km足らず、一度、昼食を食べに家に戻り、午後また出かけるという熱の入りようでした。でも、お天気は時折、日が射したり、小雨がパラついたりのあいにくの空模様、そして気温は+3℃前後、風は3~4mほど、しみじみ寒かった!!