立秋を過ぎて暦どおり、早やくも秋の気配が濃厚です。道南の今年の夏を昨日(9日)までの北斗(アメダス)の真夏日で見てみると今年は6日、平年が3日(年間)なので「暑かった夏」と言えなくもないのですが、7月31日~8月6日のわずか1週間に、2年分の真夏日が集中するという特異な夏でした。道新(8日付朝刊)によれば、北海道の2019年産のコメの作況指数は102の「やや良」、渡島管内の農作物の生育状況は、水稲は全体で「並」、ジャガイモ、リンゴなどは「概ね順調」とありました。
以下に今年の夏、写真によって「秋立つころ」の話題を三つ紹介したいと思います。お手すきのときにどうぞ!
エゾニュウ:道新(8日付夕刊)から目に飛び込んできた4段抜きの大見出しは 北の怪植物「いいね」、道北の日本海側の国道(愛称オロロンライン)に咲くエゾニュウの魅力を、ネットで発信する地元有志によるクラブ(蝦夷丹生倶楽部)の活動を紹介する記事でした。エゾニュウは道北に限らず当地方でもよく見かけるセリ科の多年草で、最大の特徴は半端でないその大きさです。写真は大沼で撮影したもの、写真では駒ケ岳を遥かに超す高さで(実際は170センチの身長の岡ちゃんを見下ろす高さ)、優に3メートルはあろうかという背の丈でした。
ひまわりの山里:昨年のブログ「遅れてやってきた夏?!」で紹介した大沼のひまわり畑です。昨年は夏場の天候不順で見ごろは9月に入ってからだったのですが、今年の夏は天候にも恵まれて、お盆休みの前には見ごろを迎えそうでした。
秋の雲:立秋の8日午後から台風から変った低気圧の接近により雨、この日は折しも地域の神社の例大祭の中日で、神輿の渡御、やっこ行列はあいにくの雨に降られてしまいました。でも、一夜明けた例大祭最終日9日は、眩しい陽の光と青い空、そして大空いっぱいに広がるうろこ雲、祭囃子がマッチする、やはり秋の空ですね。