寒中大沼

大寒を目前にして、一年で一番寒い時期のはずなのに・・・、この雪の少なさ(10センチ足らず)、この暖かさ(プラスの気温、北海道人は気温が零度を上回れば「今日は暖かい!」)はどうしてなのか? でも、今冬の北日本の気温予想は確か高め、季節予報でそう予想されていたので納得です。日射しが一杯、この暖かさに誘われておよそ2か月ぶりとなる大沼行き、目的はバードウォッチングと写真撮影です。
広葉樹が主体の大沼の森、夏場の散策路はうっそうとした緑のトンネルをくぐるという感じなのですが、すっかり落葉した今の季節、青空が透けて見えて、一年で一番、明るく感じる森の散策路です。樹間の雪面、完全に結氷した湖面には怪しの足跡!? おそらくキタキツネが辿った痕跡と思われます。
散策の途中、休憩・トイレで立ち寄った森林公園内のセミナーハウスでは、軒先に垂れる長~いツララ(氷柱)にビックリです。そして厳冬期のこの時期、大沼・小沼で唯一、ここだけは結氷しないで水面が広がる白鳥台セバットには、渡り鳥のオオハクチョウ、マガモの群れが羽を休めていました。さて目的のバードウォッチング、近年の大沼では見かけることが少なくなっていた何とクマゲラ、ヤマゲラ(本州以南のアオゲラと同種、クマゲラと同じキツツキ科の緑色がかった鳥で、わが国では北海道限定)をGETしました(残念ながら双眼鏡で覗いただけでカメラ撮影はできませんでした)。

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