道南四都・春ものがたり(4)北 斗

この日のお花見のきっかけは、道新朝刊の1面に掲載されていた北斗・法亀寺のライトアップされた満開のシダレザクラのカラー写真でした。天気予報は曇り後雨、でも朝の実況は晴れ! 雨が降ってくる前にと急ぎ9時前にはもう家を出ていました。北海道新幹線の駅がある北斗市の春の観光の目玉の一つに「北斗サクラ回廊巡り」があり、樹齢300年、樹高12メートル、道内最大級という法亀寺のシダレザクラは、市内に7ポイントあるサクラ回廊のうちのポイントの一つです。
お天気はまだ持ちそう・・・で、次に向かったのは5キロほど先、もう一つのポイント「松前藩戸切地(へきりち)陣屋跡」です。戸切地陣屋は幕末の箱館開港に伴い、幕命により松前藩が蝦夷地防衛のため構築した様式城塞で、形状は四稜の星型、陣屋内には17棟の建物が有ったとされています。箱館戦争で建物はすべて焼失、現在は星型の土塁や空濠などの遺構が残るのみです。陣屋の正門へ続く800メートルのサクラ並木、陣屋内のサクラの老木が「兵どもの夢・・・」を具現しているように感じました。
道南四都のサクラの名所は、何れも幕末から明治の初め、特に箱館戦争、北海道開拓に絡む遺構・史跡という共通点を有しているようでした。
道南四都・春ものがたり4回シリーズ、これにて「完」です。駄文・駄作にお付き合いいただき有難うございました。

 

 

 

 

 


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