季節はサクラから新緑へ

いつもの年に比べて、足早に過ぎ去ろうとしているサクラの季節、そして今、日射しが眩しく感じられる新緑の季節を迎えています。ちょっと時間を巻き戻してゴールデンウイークを中心とした花だよりです。
写真1:エゾヤマザクラ:北海道の代表的なサクラ、花と同時に赤みがかった葉を付けるのが特徴、花も淡い紅色、開花は今年もソメイヨシノとほぼ同時でした。
写真2:ソメイヨシノ:本州などでは単にサクラと言えばこのソメイヨシノを指すほど代表的なサクラ。でも北海道では道南限定のマイナー種で、両方のサクラを同じ時期に見ることができる道南はとてもハッピー・ラッキーな所です。
写真3:林床の花たち:オオバナノエンレイソウとヒトリシズカ。早春の花たちフクジュソウ、カタクリ、エゾエンゴサク等に代わって、次に主役に躍り出るのがこれら林床の花たち。エンレイソウ、道南でよく見かけるのは「シロバナ」エンレイソウの方で、「オオバナノ」エンレイソウ(大花延齢草)は道南ではやや稀れ、かつて住んだことのある道東では、林床に大きな群落を作るオオバナノエンレイソウが珍しくなく、その光景は息をのむ程の美しさでした。 ヒトリシズカ(一人静)の名前は、かの源義経の愛妾、静御前に由来するとか、一人という名前に相反して群れて咲くのがこの花の特徴、その華麗さはさしずめ宝塚歌劇団「花組」、春の北海道公演か ・・・。
写真1:エゾヤマザクラ

 

 

 

 

写真2:ソメイヨシノ

 

 

 

 

 

写真3:林床の花たち

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