新暦7月を文月と言っていますが、これは旧暦7月を文月(ふみづき、ふづき)と云うので、
同じ7月なのでそのまま当てはめたものです。
新暦7月は旧暦の6月に当たります。今年、平成23年7月1日は旧暦6月1日です。
旧暦6月の異称には次のようなものがあります。新暦7月の季節、風物が思い起こされます。
7月を文月と云うよりは旧・水無月と云いた方がぴったりしませんか。
なぜ、7月の7という数だけで文月を当てはめたのか??つまらない事をしたもんだ!
・あおみなづき(青水無月) ・みずかれづき(水涸月) ・みなづき(水無月)
・くゎげつ(火月) ・せうげつ(焦月)
・いすずくれづき(弥涼暮月) ・すずくれづき(涼暮月)
・かぜまちづき(風待月) ・まつかぜづき(松風月)
・きか(季夏) ・とこなつづき(常夏月) ・なごしのつき(夏越月) ・ちゃうか(長夏)
・ばんか(晩夏)
・せみのはづき(蝉羽月) ・たぐさづき(田草月) ・なるかみづき(鳴神月)
・はやしのかね、りんしょう(林鐘)・たんげつ(旦月)
梅雨から夏へと移り変わる季節、なるほどと思わせる言い方です。
次回は、そのいわれについて幾つかを。
=続く