生物季節・シオカラトンボ

涼しげな水色のトンボ。暑い時に見つけるとホッとします。
気象庁で観測(初見)しているのは ♂ の成虫です。

幼虫の時は♂・♀ともに黄色で、大人になるにつれて♂だけが水色に変わっていきます。

尻尾の先が開き、先っちょから2つ目の節が少し膨らんでいるのが♀。
幼虫や♀はその色からムギワラトンボと呼ばれているそうです。
この名前も季節がら、そして子供のころを懐かしく思い出し、好きです。

写真は「福光村昆虫記」http://members.jcom.home.ne.jp/fukumitu_mura/_index.html
さん提供

沖縄気象台では
オオシオカラトンボを観測しています。
シオカラトンボの兄貴分みたいにやや大型で、尻尾の先までほぼ同じ太さのずんぐり型。上の写真を見ると、確かにシオカラトンボは、腰から下がスマートに細くなっています。
オスは濃いめの水色で、メスはくすんだ黄色。後翅の付け根が黒褐色になっています。

見かけたら網を持ったつもりで、そーっと近づいて一寸観察を、暑さを忘れるよ。

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