ワット・アルンからすぐの所にバンコク最古の寺院ワット・ポーがある。
礼拝堂に入る。でっかい!!! 長さ46m、高さ15mの涅槃仏。それでもタイで三番目だそうだ。
*タイでは涅槃仏が多い。日本にもあるけど、そんなに数はないと思うけれど、教えだけが伝わったからか?
お釈迦さまが悟りを開き、涅槃に入った時のお姿。
全身写真はこの構図しかない。旅行誌と同じで面白くないが、仕方ない。
お顔、拝む角度によって表情が違って見える。涅槃に入った時だから、そんなことはないと思うけど、
「んー・・ そうか、 マー仕方ないか、 そーそりゃよかった」とも見える。
涅槃仏の向かいにお布施を入れる鉢がある。小さなコインに両替して、一つずつ入れて行く。
幾つかは忘れたが、百八つの煩悩をである。コインを入れたときの音色が何ともいえず清々しい。
南部鉄の風鈴の音色に似ている。一瞬、蒸し暑さを忘れる。
地獄の沙汰も金次第か・・・・、いや、こんな事を考えてはいけないのだ!・・・
入れ終わった所で、まだ余っている。妻と娘の方を振り返ると、二人とも立ち止まっている。
途中で、無くなった・・・・。「救われるのは我一人なり! いや、それは可哀そう。」余ったのを分ける。
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