満月の夜・漁り火

“海峡に浮かぶ「宝石」函館スルメイカ漁”の見出し付きで、函館裏夜景・津軽海峡に点在して輝く漁り火のワイド・パノラマ写真(カラー)が掲載されたのが9月1日の北海道新聞夕刊でした。週末(市場が休み)はイカの水揚げはないと考え、週明けを待って、そしてお天気を見て、昨日(6日)の日没後、カメラ・三脚等、一式を車に積み込んで城岱スカイラインに向かいました。展望台駐車場(標高凡そ540m)には十台ほど先客あり、車のナンバーを見ると道内各地はもとより本州からの遠来のお客さんも「有り」で、わが七飯町の城岱スカイラインから眺める夜景の愛称「ななつ星夜景」の知名度アップを実感しました。そして、この夜の月齢は15.4(十五夜)、満月というラッキーなめぐり合せにもエキサイティングです!
ここ数年、不漁が深刻化している道南のスルメイカ漁、「こんなに漁り火が見られるのは久しぶり。少しでも続いてくれれば」は記事中にあった関係者の弁、チラホラでなくて数えきれないほどの漁り火が海峡に輝くことを、カメラのファインダー越しに祈りました。