「2-3 たーちゃん カンボジア旅行」カテゴリーアーカイブ

シェムリアップ トンレサップ湖

ンディアン・スレイから行ったんホテルへ帰り昼食。午後~トンレサップ湖クルーズへ。

船着き場へ近づくにつれてゴミのすえた臭いが。高床式の小屋が延々と続く。

その下の浜(?)は空き缶だらけ。もう少しなんとかしたらいいのにと思う。

入江から船に乗り込む。真中にガイドさん、日本語はマーマーで「一度、家族で日本へ行きたいとの事」

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水上生活で、学校、教会も湖面に浮かんでいる。

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小舟で日用品~食料品まで、観光客には果実売りの小舟がサーっと。バナナは日本で見る物より小ぶりで、味も少し違う。ホテルのウェルカム・フルーツもそうだった。

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湖上スーパーマーケットで生け簀を見る。でっかいナマズを見て、そーだ、海ではなく湖だったと思う。で、水

上家屋なので下水処理は・・・・とおもうと・・・んー。

陸上家屋への移住政策がとられているけど、なかなか進まないらしい。昔からの生活を変えるのは難しいのだろ。

 

夕食はホテルのレストランでタイ料理を。4人でいろいろ頼んでシェア、たいていの料理は食べた。

ご当地ビールも美味しかった。

 

ホテルの車でシェムリアップ空港へ。もう少し街をブラブラしたかったけど、ガイドさんから夜は大通り以外は

出歩かない方が良いと云われて・・・・。

 

おわり

 

 

バンディン・スレイ

ホテルから車で約1時間、少し早めに出発。

途中、牛さんの行列に会い、どうぞお先にと遠慮する。駐車場付近にはお土産屋、ペットボトルで水を仕入れる。

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バンテアイ・スレイ (Banteay Srei) アンコール遺跡の一つで、アンコール・ワットの北東部のヒンドゥー教の寺院遺跡。

寺院はラテライトと紅い砂岩で築かれており、周囲約400mでほぼ四角形、公式陸上競技場のトラックを四角にした

大きさ。バンテアイは砦、スレイは女性で、「女の砦」の意味。

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祠堂は全面が彫刻で飾られており、中央の祠堂には門衛神の「ドヴァラパーラ」が、南北の祠堂には「東洋のモナリ

ザ」と評されるデヴァターの像が柔らかな曲線で彫られ、美しい姿を見せている。

彫刻が見事、よくも精巧、滑らかに、奇麗に残っていたものです。

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帰りに熱気球に乗り、空からアンコール・ワットを

周りはジャングルが果てしなく広がり、多分、未発見の遺跡がいくつもある」と言われる所以。

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スパクエ・トーイ

半日歩きまわり、少々疲れた。戻る途中で一休み。ふと横を見るとお猿が一匹。

群れを離れた一匹オオカミならぬ一匹猿?それにしては穏やかな顔。

「毎日まいにち、人間どもは何しに来てる?」「そろそろ帰るか」とでも思っているのか・・・・

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さて、夕食はスパクエ(影絵劇)を見ながら・・・・。車に乗り込む。

スパクエの名がつくものは3つあり、

・スバエク・トーイ:トーィ:「小さい」という意味。

人形は50cmほどもので、手足や口を持ち手や糸で動かします。物語は冒険ものが多く、戦いあり恋愛あり。

王子、王女のほか、水牛、獅子などの動物などが登場し、コミカルな動きが可愛い、素朴な庶民的な雰囲気のものでした。

・スバエク・トム:語り部がいる影絵劇。

・スバエク・ポア: 牛の皮にで作られ、鮮やかな彩色をした人形を使う「皮人形芝居」。

 

今回見るのはスバエク・トーイ。

レストランは観光客相手のちょっぴり古き時代を思わせる奇麗な所。ご当地ビール2種類で・・・。

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人形は細かな所まで作り込まれているようです。

動きがホントにコミカルで楽しいのですが、筋を知っていないとちょっとつらいものがあります。

人形を操っているのは若い女の子が多く、後ろでは見習い中の子が真似をしながらの修行中。

音楽は男の子とすみ分け?

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帰る途中でライトアップしたアンコール・ワットを見ながら涼む。

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アンコール・ワット-4

回廊レリーフ

第一回廊は東西200メートル、南北180メートルで、多くの彫刻が施されている。

・写真左:インドの叙事詩である「マハーバーラタ」の場面。上段は王や王像がみこしに乗って。

下段は王国をめぐって左から攻めるパーンダヴァ族と右から攻めるカウラヴァ族。パーンダヴァ族が勝った。

・写真右:行進する兵士。

近づいて見ると、驚くほど精密に彫られています。どんな人がどんな思いで・・・。

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・「天国と地獄」と呼ばれるレリーフ。上段に「天国へ昇った人々」、中段に閻魔大王らとその「裁きを待つ人々」、下段に「地獄へ落ちた

人々」が彫られている。よく見ると、なにやら責められているようです。東南アジアはヒンデゥー教と仏教が時代によって入れ替わり、

混在前もって調べておかなくては 一寸解りづらいです。

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・乳海攪拌「ヒンドゥー教の天地創造神話)の様子が彫られ、神々と阿修羅らが大蛇ヴァースキを引き合ってマンダラ山を回し、

海を混ぜている。 写真の下は亀さんです(のはず)。

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第二回廊は東西115メートル、南北100メートル、17段の石段を登り入る。レリーフ無くて、仏像が祀られていました。

写真左:なぜか算盤を思い出しました。

そして第3回廊へは・・・一瞬たじろぐ急な階段。下りは少し怖い!。白人ビヤ樽おばさんが途中で登るのをあきらめました。

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第三回廊は一辺60メートルで第二回廊より13メートル高く、この石段を登って入る。

四隅と中央には須弥山を模した祠堂が聳え立っています。、

*須弥山(サンスクリット=スメールSumeru、スメール山) 別名はマハ・メル山(偉大なるメル山を意味する)
  古代インドの世界観の中で中心にそびえる聖なる山で、この世界軸としての聖山はバラモン教、仏教、ジャイナ教、
  ヒンドゥー教に共通のものだそうです。ジャワ島にもスメル山という名の山があります。

本堂の祇堂は65メートルの高さ。始め本堂にはヴィシュヌ神が祀られていましたが、仏像が祀られている。

壁面には王宮の舞姫を模したという多くの女神が彫られています。

メイさんが意味ありげな笑顔で「この女神の胸が光ってます。男性が触っていくので」とニコッ。

「お父さんも好きでしょう?」一瞬の隙を突かれた。・・・・・・・とっさにウィンクで答える。

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アンコールワット-3

第一回廊へ入る

観光客がふっと途切れた時、ぼーっと見ていると不思議な気持ちになりました。

作った人(職人)はどんな人で何を考えていたのかな。

労役で無理やり? ・・・・

柱の下の方に神様などが彫られています。その中にちょっとユニークな、ホッとするもの見つけました。

このひげの神?仏は何さまのだろう。

回廊の壁はびっしりとレリーフが、これも日本にはない物ですね。

大陸から日本へ伝わって来て何か変わってしまったのでしょう。

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奥の方を見ていると引き込まれて行きそう。回廊を進んで行くと・・・・
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単に遺跡ではなく、お参りされているのですね。日本の寺院と違って賑やかしい。

続く

アンコールワット-2

参道(石橋)を渡って行くと西大門へ。観光客はここから入る。西大門は南北230メートル程で、

三塔を戴き、中央に王の門と左右に二つの門。王の門の左右は七つの頭を持つ蛇神ナーガが護っていて、

ここを通ることは禁止されています(進入禁止の標識)。更に南北には階段が無くが通れる象門が二つ。

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中に入ると前庭、広いのです!少し横へ行くと定番のスポット。全ての塔が一目で見られます。
アンコールワットは3階層になってます。正面の左手から第1階層の回廊へ。

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続く=

アンコール・ワット-1

昼食後、車でアンコールワットへ。今日もガイドはメイサン。明るいお嬢さんです。

道は広いけど舗装はしていなく、土ぼこりが凄い。

所々、高床式住居の集落、御土産の露店がある。電気が来ていない所が多く、井戸水。

小学生とすれ違う。午前午後の2部制との事。女の子は白の半そでブラウスに

紺色の吊りスカート。ズック、草履の子が多いが、中には裸足の子もいた。

中央がメイサン
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右手に堀が見えてきた。とにかく壮大、んーっ! 外側は東西1,500メートル、南北1,300メートル、幅190メートルの濠で囲まれている。

東西南北に門があり、正門の西門を石橋を渡って入る。

橋の両側には蛇神ナーガの欄干で縁取られていたけれど、今は堀に落ちたまま。石橋は日樽半分は未修復。

堀を石橋を渡って中へと。この橋の修復は世界各国の援助があったそうです。

コンクリート補修が多く、元の石と違い趣が???。「その中で日本だけは元々使われた石を

同じ産地から持ってきて補修。まだ新しいが日が経つにつれて周りと調和が取れてきている。

日本人は細やかで優しく素敵、大好き」との事。  とメイさん。こちらもうれしくなる。

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つづく

ナショナル ミュージアム

朝はゆっくりと7時過ぎに起き、トースト、サラダ、ご当地フルーツジュース。

妻と2人でナショナルミュージアムへ。入場券はホテルフロントで、割引あり。

通りはここもバイクの流れが凄い。

近代的建物で、展示室のほかにファッションなどのショップがありました。

帰る途中でショッピングセンターへ行き、妻が御土産にシルクのスカーフを3つ、値切ると18$が15$へ。

喜んでたけど、多分、初めから5$を6$にしてたんじゃないかな???

ホテルから少し離れた所にちっちゃな店があったのでタバコを買いに。小さな女の子が店番。

ありゃと思ったけど、How mach?・・・3$ で会話成立。「いくら?」・・・「270円」は無理だろうな?

タバコとご当地スナック菓子を買う。ホテル豪華スイートルームでポリポリ。

午後はいよいよアンコールワットだ。

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クメール織物、アプサラダンス

かなり歩きまわり、少々疲れる。車でクメール伝統織物研究所へ。

ここは、京都の手描き友禅職人だった森本さんが移り住み、クメール伝統織物の

カンボジア絣、絹織物の再生に取り組んでいる所です。昔は綿花栽培、養蚕、糸、藍、

ラック(伝統の赤色染料、ラックカイガラムシの巣から作る。アンコール時代から受け継

がれた。)、道具を作る木々などは

一つの村の中でまかなえられるシステムでした。ポルポト~戦乱ですべてが壊滅。

約500人が働き、森の再生から取り組んでいるのだそうです。村々を回り、高齢の

織り手を探しだし、その技能を若者が学んでいます。

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今日は暑さの中、結構歩きまわったので疲れた。ホテルへ戻り、バスタブでウツラウツラ。
中庭のプール脇でアプサラダンスを見ながらのディナー。

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ダンサー(女性)、楽団員(男性)とも20歳以下に見えました。
ここでも伝統芸能の継承が大変だそうです。


タ・プローム

アンコール・トムから少し離れたレストランで軽い昼食。東南アジアの料理は甘口で、苦手です。パンとサラダ。ご当地フルーツジュース。

午後はタ・プローム観光へ。元は仏教、その後にヒンドゥ―教の遺跡で、修復はあまり進んでいないそうです。遺跡にスポアン(ガジュマロの一種)がからみついている。取ると遺跡が遺跡が壊れるので、そのままに。 いたるところに壊れたままの遺跡が。

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アンコール・トム-3

バイヨンの他に約50の塔があり、、中央祠堂をはじめ、塔の4面には人面像(バイヨンの
四面像)が」彫られています。塔と云う塔には人面像、その合計は110を超しているそう

な。人面像は約2mの高さ。

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人面像は観世菩薩像と言われていますが、戦士の冠を被っていることから王を神格化・

偶像化したものであるとの説もあり。確かに一つの神、仏をやたら多く置いてある所は

ないような・・・・。 

東洋の微笑みと言われているもの。
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アンコルトムの中心部に像のテラス、王の謁見、閲兵用のもので高さ3.5m長さ350m。

3.5と350 & 1対100・・・何か意味があるのかな???

壁には像がずらーっと彫られ、テラスへの登り口階段の両脇には3つの頭を持つ像の柱。

右写真:不審者につきマスクを。

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アンコール・トム-2

南大門:高さは悠々、幅が狭い。1ボックス・カーがギリギリ通って行く。

門をくぐるとバイヨン寺院が現れた。

寺院は仏教とヒンドゥ―教の混じり合ったもの。

バイヨン=バヨン、バ=美しい、ヨン=塔

中央に祠堂(高さ約43mの3階構造)があり、1階に2重の回廊がある。

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壁にはレリーフがあり、寺院が造られた頃の生活を表したものも多い。

「狩りの獲物を運んでいる?」ものと、何かを調理している?(上部に魚)
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アンコール・トム-1

6時に朝食。8時にアンコールトムへ出発。ガイドはメイさん・若い女性。日本語はなかなかのもの。

アンコール・トム:アンコール・ワットの北側にある城砦都市。
アンコール=
ナガラ(サンスクリット語)からできた「都市」の意味。
トム=クメール語で「大きい」の意味。

1辺3kmの堀と高さ8mの城壁に囲まれている。建造物はラテライト(紅土)のレンガで出来ている。大きな街と云った感じ。

外部とは南大門、北大門、西大門、死者の門、勝利の門の5つの城門で結ばれている。中には一番大きな南大門から入る。

門へは堀にかかった大きな参道みたいな橋を渡る。橋両側には欄干。 門に向って左側
は大きな蛇を左側は神々が、右側はアスラ(阿修羅)が綱引きの様に蛇の胴を引張って
いる。

蛇は3つの顔を持つ蛇神ナーダで、コブラだそうだ。顔の形を見るとなるほど納得。

 [門に向って左側の欄干:神々が綱引き?]

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[門に向って右側の欄干:アスラが綱引き] 
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欄干の謂れは乳海攪拌と云うヒンドゥー教における天地創造神話の一部。

不老不死の霊薬アムタリを作りだすために乳海攪拌を実行することに・・・・・・
ビィ「シュヌ神の化身である巨大亀クルーマに大マンダラ山を乗せ、大蛇バアースキを絡ませて、
神々はヴァースキの尾を、アスラはヴァースキの頭を持ち、互いに引っ張りあうことで山を回転させると、
海がかき混ぜられた。海に棲む生物が細かく裁断されて、やがて乳の海になった。

・・・・・・更に1000年の攪拌が続き、いろんな生物が生まれた。・・・・・・
城門は大きな塔になっていて、高さ23mの城門上部には、巨大な蓮の王冠を頂く
四面観世音菩薩がいて四方を見下ろし、城門の両脇四隅には3つ の頭をもつ神象と
合掌した天女達が彫刻されています。

シェムリアップ へ

いざ、シェムリアップへ!
冬から夏へ。成田空港でコート、セーター等をしまい夏仕度。
成田~インチェン、2時間ほど乗り継ぎ時間。外へ出ると入出国手続きが掛かるので中で御土産品を
ウィンドウショッピング。帰りに買う物をチェック、免税店でいいモノ見つける。

 シェムリアップ空港21時40分着。成田から約9時間。動いてはいないが疲れる。
迎えは・・・・。ホテルへ電話、やって来たのが白のリムジン、皆が見てる、少し恥ずかしい。
でかいホテル、今回は一寸リッチにスイートルーム。
さすがに広い! 食事は機内で済ませたので、ルームサービスを少々頼み、なにはともあれバスルームへ。

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 ベランダでご当地ビールで盛り上がる。でも、ほどほどにしないと。
中庭には大きなプール。・・・・中高年の白人女性はどうしてビヤ樽が多いの???

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