太平洋の前線解析:10/12/15/12UTC
ざっくりとした線の解析です。
 1 500hPaで 強風軸=等高度線が込んでいる所 吹@等温線が込んでいるところ 上層前線
 2 トラフ、リッジを解析:強風軸に沿って等高度線の曲がり・風向変化。
 3 500hPaの解析を見ながら。
    850hPaの等温線の集中帯=前線帯 と 風向変化から前線を決める。
    前線:前線帯の南の所に描く」お約束になっています。
       普通は、前線の所では雲・降水がありますが、カタフロントのように前線では悪天がないこともあります。
       定義:密度の不連続・等圧面では温度の不連続 集中帯 水蒸気の有無は条件ではありません。
 4 3つ目図:地上+赤外画像 
    前線を考えてください。 衛星画像と考えた前線が合わなくても(程度はありますが)かまいません。
     *赤外画像:12UTCの瞬間の画像ではありません。30分くらいの合成です。
     *数値予報の各要素は 数値予報モデル大気と云ったもので、実際の大気とは少し違います。
 上から@500hPa A850hPa B地上+850hPa
 @ 500hPa:等圧面高度、風(長い矢羽 10m/s、短い矢羽 5m/s)、 気温、相対うず度
 A 850hPa:等圧面高度、風(長い矢羽 10m/s、短い矢羽 5m/s)、 気温、
 B 地上:等圧線、風(流れ:流線もどき)  赤外画像。